\ ドナルド・キーン氏 /

昨年の話になりますが、群馬県立土屋文明記念文学館様で「角田柳作とドナルド・キーン」展が開催されました。
今回もポスター、チラシ、サインなどのグラフィックデザインから、会場のデザインなどに関わらせていただきました。
太平洋を渡った日本とアメリカの架け橋という存在のおふたりの展覧会です。
展覧会に合わせてドナルド・キーン氏の講演会がありましたが、予約開始直後には完売してしまったようで
みなさまの関心がとても高いことを物語っています。

 

群馬から世界へ

明治10年、群馬県勢多郡津久田村(現渋川市)に生まれた角田柳作は、アメリカに渡り大規模な日本図書館を設立、
コロンビア大学に迎えられると、魅力ある講義で多くの日本学研究者を育てました。
その教えを受けたドナルド・キーン氏は、日本語と日本文化を深く愛し、
翻訳を含む数多くの著作によって日本文学を世界に拡げるとともに、コロンビア大学で長年教壇に立ち、
角田柳作譲りの魅力ある指導で後進を育ててきました。
群馬から世界へ飛び出し、日本の文化を米国に伝えた角田柳作と、
その教えをきっかけに日本文学研究を志し日本人となったドナルド・キーン氏の絆と業績を紹介します。
(チラシより)